視覚障害者(左)と一緒に走る阿波を共に走る会のメンバー=5月、徳島中央公園(笠井さん提供)

 視覚障害者と一緒にマラソンを走る伴走ランナーの団体「阿波を共に走る会」が10月15日、伴走の体験教室を徳島市のとくぎんトモニプラザなどで初めて開く。多くの人に視覚障害者のマラソンと伴走への理解、興味を深めてもらい、県内の伴走ランナーの増加につなげるのが狙い。

 教室は講義と実技がある。トモニプラザで行う講義では、視覚障害者マラソンの普及、発展などに取り組む「日本ブラインドマラソン協会」(東京)から鈴木邦雄常務理事らを講師に招く。視覚障害者の不安を取り除くにはどのような振る舞いをすればいいのかなど、伴走のこつや心構えについて教わる。

 実技は徳島中央公園で行い、参加者が2人一組になって伴走を実際に体験する。1人がアイマスクを付けて共にロープを握り、もう1人が路面の状況や曲がる方向などを伝えながら園内を走る。

 走る会は、県内の市民ランナーが中心となり昨年7月に発足。現在は伴走ランナー35人と視覚障害者15人ほどが加入しており、月1回、徳島中央公園で練習に励んでいる。

 会のメンバーの笠井省宜さん(53)=小松島市小松島町北浜、会社員=は「伴走について興味があってもやり方が分からない人も多いと思う。会ではみんな気軽に楽しくやっているので、まずは体験してほしい」と参加を呼び掛けている。

 午前9時半開始。定員100人で、参加費500円(保険料を含む)。問い合わせは笠井さん<電070(4317)7591>。