徳島バス(徳島市)は14日夜、小松島営業所の50代男性運転手が新型コロナウイルスに感染したと発表した。営業所内のバス10台を消毒するため、15日は小松島市を中心に運行する和田島、目佐和田島、立江、小松島立江、田浦の5路線を終日運休とした。
徳島バスによると、運転手は8~12日に小松島市内でバスを運転。勤務中、他の乗客や従業員と接する機会が少なく、車内は感染対策を施していたため、濃厚接触者はいないという。13日に運転手が発熱を訴え、14日夕方にPCR検査の陽性が判明した。
同日深夜にホームページで感染を発表し、営業所管内の全停留所の時刻表に運休案内を張った。バスを消毒後、16日から全線再開する。