水田の一角でメダカなどを確認するメンバー=鳴門市大麻町萩原

 徳島新聞の記事を題材にした問題について考えてみましょう。

 NPO法人とくしまコウノトリ基金(北島町)などは、コウノトリの夏季の餌場にしようと、酒造用の米を育てている鳴門市大麻町萩原の水田で稲刈り前の水抜きを行った。水生生物を守るために設けた一角の水場で、多くの魚などが確認された。

 基金のメンバーら5人が4日に約20アールの水田の水を抜き、水を残した30平方メートルの水場に生物を誘導した。水田に卵を入れたフナが3匹確認できたほか、メダカ、オタマジャクシ、ヤゴなどが多数見られた。

 柴折史昭理事は「オタマジャクシなどが生き残って成長すれば、コウノトリの餌として期待できる」と話した。

 大麻町のコウノトリの繁殖地周辺では、夏になると餌場のレンコン畑にハスの葉が生い茂り、コウノトリが餌を探すのに苦労している。水田では今月中旬に稲刈りした後、再び水を張って水生生物の繁殖を促す。

 問 題

 <1>水生生物を守る水場を設けた目的は何ですか。

 <2>この水場では、どんな生き物が確認されましたか。

 <3>この水場の広さはどれぐらいですか。

 <4>取り組んだNPO法人が、このような活動が必要だと考えたのはなぜですか。

 <5>この団体は、稲刈り後にどんなことをする予定ですか。

 8月10日の地域総合面に掲載された記事を基に構成し直しました。

 解 答

 <1>コウノトリの夏季の餌場にするため。

 <2>フナ、メダカ、オタマジャクシ、ヤゴなど。

 <3>30平方メートル

 <4>夏になると餌場のレンコン畑にハスの葉が生い茂り、コウノトリが餌を探すのに苦労しているから。

 <5>稲刈りした後、再び水を張って水生生物の繁殖を促す。