会見する飯泉嘉門知事=県庁

 徳島県は16日、徳島市の20~80代の男女4人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち3人は12日に感染が確認された田岡病院(徳島市万代町)の入院患者の濃厚接触者と接触者。県は同市国府町の特別養護老人ホーム「ライム」のクラスター(感染者集団)が田岡病院に広がったとみている。一連のクラスターの規模は17人となった。

 県によると、田岡病院関連で新たに陽性が判明したのは▷入院患者の80代女性▷徳島市の20代女性看護師▷徳島市の60代男性会社員。

 80代女性は、県内66~68例目として12日に感染が確認された入院患者3人と同室だった。同日に受けたPCR検査では陰性だったものの、15日に38・5度の熱が出たため再検査した。女性看護師はマスクや手袋、フェースシールドを着け、患者3人の食事を介助したり体を拭いたりしていた。男性会社員は患者が入院していた部屋の清掃を担い、ごみの回収や洗面台の掃除などを行っていた。

 県内初のクラスターとなった阿南市の通所介護施設を利用していた80代女性(79例目)の娘の60代女性=小松島市=の陽性も判明した。

 県内で感染が確認されたのは13日連続で、計90人となった。