強い日差しを受けて日傘をさして歩く人=16日午後1時ごろ、徳島駅前

 徳島県内は16日も高気圧に覆われて猛烈な暑さとなり、那賀町木頭和無田で午後1時31分に39・0度を記録し、15日に同地点で観測された38・5度の県内最高気温を更新した。全国各地でも気温が急上昇し、浜松市天竜区で午後0時40分、今夏の国内最高気温40・9度を記録した。17日も猛暑は続く見通しで、徳島地方気象台は熱中症への厳重な警戒を呼び掛けている。

 気象台によると、美馬市穴吹町でも同地点で史上1位の38・3度となった。徳島市37・7度、三好市池田町36・8度、美波町36・7度、海陽町35・0度と、全8観測地点のうち6地点で今年最高を更新し、35度以上の猛暑日となった。暑さの要因について、気象台は「ここ数日快晴が続き、空気も乾燥しているため」と説明した。

 那賀町木頭折宇の那賀川支流・南川では、キャンプ場利用者が川遊びを楽しんでいた。神山町の小学3年の男子児童(8)は「水が冷たくて気持ちいい」と笑顔で話した。

 徳島新聞の午後6時時点のまとめでは、10市町の11人が熱中症かその疑いで救急搬送された。阿波市阿波町では午前10時ごろ、自宅で39度の熱を出し、意識がもうろうとしていた90代女性が吉野川市の病院に運ばれた。