田岡病院=徳島市万代町4

 徳島市万代町の田岡病院は16日、院内での新型コロナウイルス感染拡大を受け、救急搬送の受け入れ休止をさらに2週間程度延長すると決めた。人工透析や化学療法のみ、患者の希望に応じて継続する。

 徳島県によると、田岡病院は昨年、2588件の救急搬送を受け入れた。県内では県立中央病院(徳島市)徳島赤十字病院(小松島市)吉野川医療センター(吉野川市)に次いで多く、県全体(3万2645件)の7・9%を占める。

 県はこの日、県内の消防機関や救急病院、医師会などに田岡病院の受け入れ休止を伝える文書を送り、救急医療体制の維持へ協力を求めた。

 田岡病院は理学療法士の感染が判明した12日夕から救急搬送の受け入れを休止した。17日の再開を目指し、職員や患者を対象に独自のPCR検査を実施。15日までに陽性が判明した患者以外の184人は陰性だった。16日に厚生労働省のクラスター対策班の指導を受け、再開延期を決めた。

 病院は「救急医療体制に影響を及ぼしてはいけない。感染者の発生を早期に抑えられるよう努める」としている。