徳島県は、2020年の東京パラリンピックなど国際大会に向けて活動を支援する18年度の育成強化選手8人を発表した。前年度から引き続いての7人に加え、「アジア太平洋ろう者サッカー選手権大会」の男子日本代表候補に選ばれた青木和樹さん(15)=徳島市、高校生=を新たに選んだ。

 青木さんのほかは▽柔道の藤本聰さん(42)=徳島市、徳島視覚支援学校実習助手▽陸上の阿利美咲さん(23)=吉野川市、社会福祉法人カリヨンれもん▽陸上の髙井俊治さん(31)=三好市、認定NPO法人日本ブラインドマラソン協会▽柔道の正木健人さん(30)=奈良県、エイベックス▽ビーチバレーボールの天羽弘志さん(48)=吉野川市、会社員▽村尾茉優さん(22)=阿波市、阿波市役所▽西大輔さん(19)=大分県、会社員。

 育成強化選手の指定は14年度から始まり、全国大会での成績などを参考に選考委員会が選んでいる。強化選手には合宿の遠征費や国内外の大会への参加費などとして最大35万円が助成される。