会見する飯泉知事=20日、県庁

 徳島県は20日、阿南市の50代男性会社員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内で感染が確認されたのは累計97人になった。四国電力(高松市)は同日、男性が阿南市橘町小勝の橘湾発電所で保守業務を担う協力会社の社員だと明らかにした。

 県や四電によると、男性は19日に37・3度の発熱やせきの症状があり、帰国者・接触者相談センターに連絡してPCR検査を受けた。軽症という。立ち寄り先はないとしている。

 男性は17~19日に勤務。建物に取り付けられたクレーンを点検する業務に従事していた。四電は20日午後、社員が出入りする事務所や発電所内を消毒。発電所の運転に影響はないとしている。

 県は同居の家族1人を濃厚接触者とみているほか、男性と接触した同僚も検査を実施する。

 県はこのほか▽阿南市の30代自営業女性(94例目)の家族2人と親戚7人▽徳島市の50代女性会社員(95例目)の家族1人と友人1人▽徳島市の50代自営業女性(96例目)の同僚1人―を濃厚接触者として検査した結果、全員が陰性だったと発表した。

 また、徳島市のホテル「東横イン徳島駅眉山口」で療養していた徳島市の50代女性店員が退所したと明らかにした。20日時点の入院患者は50人。ホテル療養者はいない。