大雨で冠水した市道=阿南市見能林町大坪

 2日午前の徳島県内は、南から湿った空気が流れ込んだ影響で県南の沿岸部を中心に激しい雨が降り、交通機関が乱れ、学校の臨時休校が相次いだ。県の雨量計では、阿南市津乃峰町で午前4時からの1時間に90ミリの猛烈な雨を観測。徳島地方気象台は正午時点で同市と美波町に大雨洪水警報を出し、土砂災害や浸水害への警戒を呼び掛けている。

 県内の雨量は、午前4時からの1時間に阿南市富岡町で57ミリ、同市福井町と美波町西由岐で53ミリを記録。午前3時の降り始めから正午までの雨量は阿南市津乃峰町で282ミリ、美波町西由岐で251ミリに達した。

 この影響で、JR四国は牟岐線の阿南―牟岐駅間で始発から運転を見合わせた。正午時点で見合わせが続いている。阿南市では、津乃峰町などの市道7カ所が冠水し、通行止めとなった。

 県教委によると、午前11時半までに阿南市で、小中高校計9校が臨時休校、7校が自宅待機や授業の開始時刻を遅らせる措置を取った。