将棋界史上最年少の2冠獲得から一夜明け、記者会見で色紙を手にする藤井聡太王位・棋聖=21日午前、福岡市(日本将棋連盟提供)

 19、20日に福岡市で行われた将棋の第61期王位戦7番勝負第4局(徳島新聞社など主催、伊藤園協賛)で勝利し、史上最年少で二冠を獲得した藤井聡太新王位(18)が21日、対局から一夜明けて福岡市内のホテルで取材に応じた。

 前夜、家族や師匠の杉本昌隆八段に電話で結果を報告したという。「部屋に戻って(第4局を)1時間ほど振り返りました」と努力を怠らない姿勢を示した。

 一夜明けた感想は「王位戦は勉強させていただいた棋戦で、こうしてタイトルを獲得できたのは感慨深い」と語った。

 今後の目標については「王位戦で新たに見つかった課題もあるので、実力を高めていくというのが一番の目標」。近く第70期王将戦リーグが始まることから「しっかり戦っていきたい」と決意を新たにしていた。

 福岡を訪れたのは今回で3回目。「いつも地元の方に温かく迎えていただいた」と感謝の言葉を口にし「また(来年の)王位戦で来たいです」と語った。

 藤井新王位は、第61期王位戦で木村一基前王位(47)に挑戦し、4連勝。棋聖と合わせ18歳1カ月で二冠となった。最年少八段昇段も果たした。