出産や育児に夢を持てる社会の実現を目指す「はぐくみ徳島実行委員会」が21日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止した次世代支援イベント「おぎゃっと21」に代わる事業を決めた。本年度中に徳島新聞での紙面特集や絵本制作などを行う。

 紙面特集では、はぐくみ徳島20周年を記念し、事業や協力団体の実績と、子育てしやすい社会づくりに向けた取り組みを紹介する。

 絵本は、鳴門市の児童文学作家くすのきしげのりさんと阿南市の絵本作家羽尻利門さんに制作を依頼した。「命」「絆」をテーマに、子どもが大切な存在であることを感じてもらえるストーリーに仕立てる。県内の3~5歳児の人数に相当する1万6千冊作り、各自治体に配る。

 このほか、さまざまな催しを開く。自粛生活で心身の不調が懸念されるとして、体を使った遊びや音楽を通じてリフレッシュを図る。新型コロナが広がる中で災害が発生した場合を想定し、避難行動の注意点などを学ぶ。イベントは感染拡大の状況を踏まえ中止になる場合がある。