徳島・沖縄県人会の活動再開に向けて話し合う金城さん(右から2人目)ら=徳島市内

 沖縄県の文化や伝統などを伝えるために沖縄県出身者らで設立された「徳島・沖縄県人会」が、約10年ぶりに活動を再開する。会員の高齢化に伴って休止状態になっていたが、若手の沖縄県出身者が組織を引き継ぐ。第1弾として12月に忘年会を企画しており、会員を募っている。

 徳島・沖縄県人会は、元会長で宮古島市出身の宮城照彦さん(70)=藍住町笠木、無職=が1996年10月に設立。沖縄県出身者や沖縄ファンら約100人が入会し、親睦を深めた。沖縄料理を楽しむ会や、琉球舞踊やエイサーを披露する「沖縄フェスティバル」も開き、沖縄の魅力を伝えてきた。

 しかし、60~70代の会員が多く、高齢化に伴って会員は徐々に減少。約10年前には約30人になり、活動は休止状態となった。

 今年5月、八重瀬(やえせ)町出身の金城清秀さん(43)=北島町中村、会社員=が仲間と県人会の設立を話し合っていたところ、宮城さんが設立した県人会の存在を知った。宮城さんと話し合い、活動を再開させることにした。

 県内の沖縄県出身者の人数は把握できていないが、徳島文理大には伝統芸能「エイサー」を上演している沖縄県人会「ニライカナイ」があり、110人が活動。四国大の沖縄県人会には65人が入会している。

 宮城さんは「引き継いでくれる若手が出てきてくれて良かった」と話し、金城さんは「沖縄と徳島の交流を深める懸け橋となる活動ができれば」と意気込んでいる。

 新会長には金城さんが就く予定で、12月に徳島市内で開く忘年会で引き継ぎ式を行う。

 入会の申し込みや問い合わせは金城さん<電090(2507)5245>。