徳島新聞の記事を題材にした問題について考えてみましょう。
神事「夏越しの大祓」を前に地域を盛り上げようと、つるぎ町半田逢坂の地域活性化グループ「逢坂なかまの会」が8日、地元の建神社の境内に七夕飾りを取り付けた。
メンバーが手作りした折り鶴や短冊などをササ10本に飾り、境内の玉垣に設置した。短冊には災害が起こらないよう「大雨を降らさずほどほどに」や、新型コロナウイルス収束に向けて「ワクチンが早くできますように」などの願いを記した。
七夕飾りは2015年から始めた。例年は20~30本のササを使っているが、今年は新型コロナの影響で規模を縮小した。
会の鎌村百合美事務局長(67)は「地域が華やかになった。参拝者に喜んでもらえたらうれしい」と話した。建神社での「夏越しの大祓」は13日にある。
問 題
<1>七夕飾りの短冊には、どんな願いが書かれていましたか。
<2>短冊に書かれた願いを、漢字4文字でひとまとめにして「○○○○を願う」と表現することができます。熟語は何ですか。
<3>茅の輪をくぐる「夏越しの大祓」は、写真ア、イ、ウのどれでしょう。
8月9日の地域総合面に掲載された記事を基に構成し直しました。
解 答
<1>「大雨を降らさずほどほどに」「ワクチンが早くできますように」など。
<2>無病息災
<3>ア 夏越しの大祓では「8」を描くように茅の輪をくぐって無病息災を願います。イは五穀豊穣や家内安全を祈願する白山神社(三好市山城町)の百手祭。ウは商売繁盛を願う事代主神社(徳島市通町)のえびす祭り。