コロナ下の起業についてオンラインで意見を交わす登壇者=徳島市の新聞放送会館

 徳島を元気にする事業アイデア・プランコンテスト「とくしま創生アワード」のウェブセミナーが24日、オンラインで行われ、約70人が徳島ゆかりの起業家による話に耳を傾けた。

 ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」で徳島市内の会場と各地をつなぎ、いろどり(徳島県上勝町)の横石知二社長、起業支援に取り組むNPO法人ETIC.(エティック、東京)の宮城治男代表理事、人工知能(AI)による会話分析サービスを提供するコグニティ(東京)の河野理愛社長が登壇。「明日の起業」をテーマに意見を交わした。

 横石社長は、新型コロナウイルスの感染拡大で落ちた売り上げを回復させたポイントについて「社会の変化に対して世の中がどう動くかを読んで手を打つ。変化によって生まれた需要をつかむことが大切」と語った。リモートで行う社員研修に活用できるサービスを開発した河野さんは「こんな時だからこそ必要とされる事業がある」と、逆境を追い風に変える思考の重要性を訴えた。

 宮城さんは人々の価値観に変化が起きている現状を分析し「新しいアイデアに反応する人が多く、新事業を立ち上げるには好機。一歩踏み出して」と助言した。