県内唯一のグラススキー場を備えた美馬市木屋平太合カケの中尾山高原で28日、高原開きがあり、地元住民ら約80人がシーズンの幕開けを祝った。
藤田元治市長らがテープカットをした後、中尾山高原グラススキークラブの松原正和さん(54)=愛媛県新居浜市、会社員=らが記念滑走を披露。約150メートルの新緑のゲレンデを勢いよく滑り降りると、来場者から拍手が送られた。
人工芝の子ども用ゲレンデも無料開放され、子どもたちが大はしゃぎでそり遊びなどを楽しんでいた。
滑走料(2時間)は一般1020円、中学生以下720円。近くの宿泊施設「平成荘」やコテージ、オートキャンプ場なども同日オープンした。いずれも営業は11月11日まで。