西日本第2の高峰・剣山(1955メートル)の山開きが29日、三好市東祖谷菅生の劔神社であり、氏子らが登山客の安全を祈願した。
神事には、三好、美馬両市とつるぎ町の関係者、剣山観光推進協議会会員ら約150人が参列し、玉串を奉納した。続いて、白い法被を着た氏子ら約20人がみこしを担ぎ、境内から登山口のリフト乗り場前駐車場までの約300メートルを練り歩いた。
氏子総代の小椋富士夫さん(54)=三好市東祖谷菅生、会社員=は「剣山登山の際には神社を訪れ、けがのないよう祈ってほしい」と話した。
駐車場では餅投げがあり、大勢の登山客が楽しんだ。