10日公示された衆院選の期日前投票が11日、徳島県内の市町村で始まった。期間は投開票日前日の21日まで。
徳島市役所1階の国際親善コーナーに設けられた期日前投票所には、午前8時半の開始から有権者が訪れ、小選挙区と比例代表四国ブロック、最高裁判所裁判官国民審査の投票を順に済ませた。正午までに215人が投票し、2014年12月の前回衆院選の139人を76人上回った。受け付けは午後8時まで。
同市南出来島町、不動産賃貸業木谷潤二さん(71)は「憲法改正など、国の将来をどうするかを決める大事な選挙だと思う。選ばれた人には、国民のためになる政治を望みたい」と話した。
同市では市役所のほか、16日からふれあい健康館など4カ所に午前9時~午後6時、19日からイオンモール徳島に午前10時~午後7時、期日前投票所を設ける。徳島大常三島キャンパスの国際交流会館にも19、20両日、午前10時~午後5時に設置する。
病院や福祉施設での不在者投票、海外に住む日本人を対象にした在外投票の受け付けなども、11日から始まった。