スダチの収穫作業を手伝う四国大生=鳴門市大麻町

 奉仕活動団体・国際ゾンタクラブの学生組織「四国大学ゴールデンZクラブ」の会員が29日、鳴門市大麻町桧のスダチ農家で収穫を手伝った。

 3年生5人と同大生活科学部の山本哲生教授(69)が、北野美紀さん(53)のビニールハウスで作業した。学生らは直径3・4センチ以上に育った実を一つ一つはさみで摘み取り、3時間で約40キロを収穫した。

 井上敦貴さん(20)は「農家の人が手間をかけて育てていることが分かった。役立ててうれしい」と話した。

 5月中旬までに計6回作業を手伝う。クラブは2014年に発足し、農業やイベント運営などの支援に取り組んでいる。