サッカーJ2の徳島ヴォルティスは14日、岐阜市の岐阜メモリアルセンター長良川競技場でFC岐阜と対戦し、2-0で勝った。2連勝で通算16勝12分け9敗で勝ち点は60。順位は6位と変わらないが、5位松本との勝ち点差を1に縮め、自動昇格圏の2位福岡とは8差になった。
徳島は、出場停止明けの杉本、最終ラインにキムジョンピルが先発に入った。前節の群馬戦で頭を強打し、途中交代したFW山﨑はメンバーから外れた。
ボール保持を特長とする岐阜に対し、序盤から激しいプレスを仕掛け、ボール保持で上回った。前半は中盤でボールを奪うと、杉本、島屋らがチャンスメークし、MF内田、FW渡らがゴールを狙うが得点を奪えす、0-0で後半へ。
後半も徳島が立ち上がりからペースをつかむと、2分に相手の長いバックパスが左サイド深くへ流れたところを内田がペナルティエリアを飛び出した相手GKとの争いを制して奪い、ゴールへ流し込んで先制した。その後、徳島はチャンスを作りながらも追加点を奪えず、ゴールに迫られる場面もあったが、GK長谷川のセーブなどで切り抜けた。44分にはゴール前でFW渡へのファウルからFKを獲得すると、MF岩尾が右足で直接ネットを揺らし、突き放した。
5月の福岡戦以来、けがで戦列を離れていたMF広瀬が後半32分から出場。26試合ぶりの試合復帰を果たした。
J2第37節 岐阜メモリアルセンター長良川競技場 観客5359人
徳島 2―0 岐阜
0―0
2ー0
【得点】徳島 後半2分、内田、後半44分、岩尾