徳島地裁

 カキを密漁したとして、漁業法と水産資源保護法違反の両罪に問われた徳島県鳴門市撫養町、水産業の男(34)と、同市撫養町、会社員の男(33)の両被告の判決公判が11日、徳島地裁であった。藤原美弥子裁判官は水産業の男に懲役10月、執行猶予3年、罰金50万円(求刑懲役10月、罰金50万円)、会社員の男に懲役6月、執行猶予3年、罰金20万円(求刑懲役6月、罰金20万円)の判決を言い渡した。

 判決理由で藤原裁判官は「5年前から違法と知りながら、同様の行為で利益を上げていた」と指摘した。

 判決によると、2人は会社員の男=両罪で罰金20万円の略式命令=と共謀。5月19日午後3時50分ごろから午後4時40分ごろまでの間、兵庫県南あわじ市側の大鳴門橋近くの海域で、知事の許可を得ずに漁船と潜水器を使ってイワガキを捕ったとしている。