薬草やハーブなど約800種類の草花を栽培している徳島大薬学部付属薬用植物園(徳島市国府町日開)が16日、一般開放された。20日まで。入園無料。
水生植物園や果樹園など11区画に分かれており、鮮やかな赤の花を咲かせたハーブ「チェリーセージ」や、弘法大師が伝えたとされる薬草「ヒキオコシ」といった植物が植えられている。
温室の区画では、世界で2番目に辛いとされる唐辛子の「ブート・ジョロキア」が赤や黄色の実を付け、来園者は興味深そうに見入っていた。上板町椎本の農業桑岡貞雄さん(86)は「家でも薬草を栽培しているが、珍しい種類があって楽しい」と話した。