3年ぶりの日本一に輝き、賞状とカップを手に喜ぶ徳島の養父監督㊧と小林主将㊨=徳島市のJAバンク徳島スタジアム

3年ぶりの日本一に輝き、賞状とカップを手に喜ぶ徳島の養父監督㊧と小林主将㊨=徳島市のJAバンク徳島スタジアム

 野球独立リーグの日本一を決めるグランドチャンピオンシップ(GCS)最終戦は18日、徳島市のJAバンク徳島スタジアムで行われ、徳島インディゴソックスが六回表終了降雨コールドゲームにより、信濃グランセローズに2―1で勝ち、対戦成績を3勝2敗として3年ぶり2度目の優勝を飾った。

 2勝2敗で迎えた第5戦。四国アイランドリーグplus覇者の徳島は一回、三国和磨の適時打などで2点を先制した。徳島の先発松本は要所を締め、信濃打線を五回まで0点に抑えた。

 ルートインBCリーグの信濃が1点を返した六回表終了後、雨がさらに激しくなり、1時間22分の中断を経てコールドゲームとなった。五回を終えているために試合が成立した。
 
 日本一が決まると、徳島のナインはぬかるんだグラウンドへ。養父鐵監督が胴上げで宙を舞い、約230人のファンと喜びを分かち合った。

 最優秀選手(MVP)には第2戦と第4戦に先発し、計14回を1失点に抑えた徳島の伊藤翔が選ばれた。敢闘賞は抑えで好投した信濃の山崎が受賞した。


信 濃 000 000 1| 1
徳 島 200 000 × | 2
(降雨コールドゲーム)

(信)樫尾、高井―柴田
(徳)松本―垂井