遊歩道沿いに咲き始めたシャクナゲ=神山町上分の四国山岳植物園・岳人の森

 神山町上分の「四国山岳植物園・岳人の森」と佐那河内村下の徳円寺で、名物のシャクナゲが薄いピンクや白の花を咲かせた。

 岳人の森では、経営者の山田勲さん(68)が40年以上前から育ててきた1500株が見頃を迎えつつある。遊歩道沿いにピンクの花が咲き、トンネルのようになっている場所もある。ゴールデンウイーク明けまで楽しめそうだ。

 徳円寺では、境内の遊歩道沿いや岩肌に白や薄いピンクのシャクナゲ約500本が群生している。小川安昭住職(82)によると、例年より開花が10日ほど早かったため、見頃はGWの半ばまで。