JR四国は16日、新型コロナウイルス感染拡大による利用客の減少を受け、10月1日から当面の間、牟岐線と徳島線でそれぞれ徳島駅を午後11時39分に出発する最終列車を運休すると発表した。

 牟岐線は午後10時57分徳島発阿南行き、徳島線は同58分徳島発穴吹行きが最終列車となる。このほか四国内で、松山、高知、高松の各駅を出発する計4本の普通最終列車を運休し、予讃線の一部特急列車の車両数を減らす。

 JR四国は新型コロナの感染が拡大した3月から6月にかけ、列車を一部減便した。緊急事態宣言の解除を受けて7月1日から通常ダイヤに戻したものの、外出や飲食店の営業自粛の影響で深夜を中心に利用が低迷。今回運休する6本の9月の利用者数は、1月の34%にとどまっている。

 JRは通勤と通学の時間帯を除いて利用の少ない列車の減便を検討しており、「今後の状況により運休が拡大する可能性はある」としている。