上田さんをしのんで献花する参列者=海陽町宍喰浦の宍喰町民センター

 旧宍喰町(現海陽町)出身で7月に亡くなった元プロ野球監督の上田利治さんをしのぶお別れ会が20日、同町宍喰浦の宍喰町民センターであった。地域住民ら約200人が野球界に多大な功績を残した偉人との別れを惜しんだ。

 参列者で黙とうを行った後、前田惠町長が「生前、古里をとても愛してくれた。これからも魅力あふれる町にしていきたい」と弔辞を述べた。妻の勝子さん(80)=川崎市=と長女の山下真友美さん(55)=埼玉県坂戸市=が「家族で帰省すると、いつも地域の方々が家族のように優しく接してくれた。集まってくれて感謝している」とあいさつした。

 参列者一人一人が上田さんの遺影が飾られた献花台に白菊の花を供え、手を合わせて冥福を祈った。阪急(現オリックス)や日本ハムの監督を務めていた時代のユニホームなどを展示する追悼コーナーもあった。

 同級生の井上出さん(80)=海陽町宍喰浦=は「強気で優しい人だった。阪急を応援するため西宮球場に行った日を思い出した」と懐かしんでいた。