徳島市は17日の市議会産業交通委員会で、新型コロナウイルスの感染防止策の検証を兼ねた阿波踊りイベントについて、11月21~23日のうち2日間の開催を予定していると報告した。

 市観光課によると、藍場浜公園に桟敷を設け、踊り連による流し踊りを計画。例年藍場浜演舞場の桟敷は4900席程度確保できるが、観客のソーシャルディスタンスを維持するために今回は千席程度とし、スマートフォンを使ったデジタルチケットの導入も検討している。

 今後踊り連と協議して踊り子の感染防止策なども詰め、詳細な事業計画案を作成。流し踊りが困難な場合は、ステージでの踊り披露も考えているという。また感染状況によってイベントの来場を県民に限定するほか、開催中止の可能性もあるとしている。

 船越智子氏(共産)は開催時の感染リスクなどに触れ「熱い思いは理解しているが、コロナ禍でするべきではない」と指摘。横山昇経済部長は「このまま何もしなければ、来年夏の阿波踊りの開催も危ぶまれる」と理解を求めた。

 イベント開催費の阿波おどりネクストモデル構築資金貸付金2千万円を含む一般会計補正予算案の採決では1人が退席し、藤田真由美委員長を除く委員5人のうち賛成4、反対1で可決した。