降りしきる雨の中、ドライバーに手を振って支持を訴える候補者=午前10時、北島町中村

 第48回衆院選は21日、12日間にわたる選挙戦の最終日を迎えた。消費税の使途変更の信を問うとして、安倍晋三首相が解散に踏み切ってから3週間余り。5年間にわたる首相の政権運営の評価や消費税増税、憲法改正の是非などを巡り、激しい舌戦が繰り広げられてきた。徳島県内2小選挙区に立候補している6候補(前職2人、元職1人、新人3人)はこの日も雨の中、「最後のお願い」へ朝から選挙区を駆け回った。 

 立候補しているのは、徳島1区(徳島、小松島、阿南の3市と名東、名西、勝浦、那賀、海部の5郡)が、山本千代子(68・共産新)、後藤田正純(48・自民前=公明推薦)、仁木博文(51・希望元)の3氏。

 2区(鳴門、吉野川、阿波、美馬、三好の5市と板野、美馬、三好の3郡)が、久保孝之(54・共産新)、山口俊一(67・自民前=公明推薦)、福山正敏(46・幸福新)の3氏。

 各候補はこの日も票の上積みを目指し、選挙カーで一斉に街へ飛び出した。午後8時の「マイク納め」まで、政策の訴えや名前の連呼に声をからし、支持獲得に奔走する。


 ◆9万1595人が期日前投票 県内20日時点

 徳島県選挙管理委員会は21日、衆院選2小選挙区の期日前投票の状況(20日時点)を発表した。11日からの10日間で有権者総数64万5996人の14・18%に当たる9万1595人が投票。台風21号接近による天候悪化への懸念からか、2014年の前回衆院選の同期(8・93%、5万7629人)と比べ、3万3966人上回り、58・9%増となった。

 投票者数は徳島市が最多の2万4758人で、次いで阿南市の1万1054人、鳴門市7646人、小松島市5187人の順となっている。投票率が最も高いのは海陽町で27・04%。勝浦町25・66%、つるぎ町23・73%と続く。最も低いのは上板町の10・76%だった。

 選挙区別では、1区が投票者数5万3010人で投票率14・19%。2区は3万8585人で14・16%と、1区がわずかに高くなっている。