徳島市のシンガー・ソングライター皆谷尚美さんが、徳島の名所や阿波弁を盛り込んだ曲「このまちとくしま」をCD化した。2015年5月に吹奏楽で初演して以来、皆谷さんのライブの最後を飾る曲として定着している。

「楽しいときに口ずさんでもらえたら」と話す皆谷尚美さん=徳島市内

 1999年8月にメジャーデビューした皆谷さんは、4年後に徳島に帰郷した後も音楽活動を続け、今年で徳島を拠点にして15年を迎える。「単なる名所のオンパレードによる徳島PRではなく、みんなで歌える県民ソングにしたかった」と、「このまちとくしま」には、徳島に根ざしたシンガー・ソングライターとしての思いが込められている。

 歌詞には「眉山」「かずら橋」など、徳島の名所のほか、東京の友人に「フランス語に似ている」と言われた阿波弁も随所に盛り込んだ。「~じょ」「~でだ」「ほなけん」「えっとぶり」…。阿波弁の響きを生かし、阿波踊りの跳ねるリズムも取り入れている。聴く人が元気づけられる明るい曲は、「帰省した友達に話しかけるような気持ちで歌っている」。

 初演以来、3年間ライブの最後に欠かさず歌い続けてきた。「楽しいときに思い浮かんだり口ずさんだりしてもらえる歌になればうれしい」と話す。

 CDには、「このまちとくしま」のほか、皆谷さんが保護した犬チロを歌った「チロのうた」、「このまちとくしま」を初演したときの徳島吹奏楽団バージョンを収録。1000円。