県無形民俗文化財「稚児三番叟」を披露する子どもたち=小松島市田野町鳥居本の天王社

 徳島県小松島市田野町鳥居本の天王社で21日夜、県無形民俗文化財「稚児三番叟」が奉納された。

 稚児三番叟は室町時代から天王社に伝わる神事で、天下太平と五穀豊穣を祈って幼児が舞う。今年は、さかの認定こども園の小脇伊織ちゃん(5)、こやす認定こども園の湯淺結叶ちゃん(4)、はのうら幼稚園の溝木寬人ちゃん(6)の3人が、舞を見せる「踏子」を務めた。

 能衣装に身を包んだ3人は、厳かな謡曲や鼓のリズムに合わせて「千歳の舞」「翁の舞」「揉の段・鈴の段」を披露。扇を優雅に掲げたり力強く鈴を振り鳴らしたりして豊作を祈願した。

 台風の接近を受け、翌日の昼宮は29日に延期された。昼宮の稚児三番叟は午後1時から披露される。