徳島県庁

 徳島県は、新型コロナウイルス感染者の立ち寄り先として店名を公表した藍住町のラーメン店から出されていた質問書に書面で回答した。店への立ち入り調査について、保健所職員が直接出向かず、電話で行ったと説明している。回答は18日付。

 飯泉嘉門知事は8月12日の会見で「必ず保健所が店に立ち入って(感染者の)状況を聞く」とし、保健所が調べた結果、公表を決めたと説明していた。これに対し店は「保健所職員が訪れて現況を確認した事実はない」と主張している。

 回答書によると、ラーメン店の社長に外せない用があったため、保健所の担当者が社長に電話し、店内の状況や感染者との接触状況を聞き取った。保健所所有の店の平面図を基にカウンターの配置や客が利用する席などを「時間をかけて丁寧に聞き取り、現場の状況は十分に把握した」としている。

 社長は「都合が合わなかったのは私と保健所の双方だった。県は回答する度にうそを塗り重ねている」と話した。