JR四国が土讃線・大歩危―多度津駅間で運行している観光列車「四国まんなか千年ものがたり」の乗客数が5万人に達し、徳島県三好市内の駅などで21日、住民による歓迎行事があった。

妖怪の着ぐるみや住民の歓迎を受ける乗客=三好市の大歩危駅

 乗客103人に記念のポストカードと缶バッジが贈られ、阿波池田駅ではたばこ産業で栄えた池田町に伝わるたばこ踊りが披露された。大歩危駅では大男の妖怪「山爺(やまじち)」の着ぐるみや、ほら貝を吹く住民が出迎え、阿波川口駅にはタヌキに扮(ふん)した住民が登場した。

 20回以上乗っている岡山県倉敷市の会社員(29)は「山や川など迫力ある自然の景色と住民のもてなしが魅力。これからも乗り続けたい」と話した。

タヌキの着ぐるみを着た住民から歓迎を受ける乗客=三好市の阿波川口駅

 2017年4月に運行が始まった列車は、週末と祝日に1日1往復している。古民家をイメージした内装が特徴で、地元食材を使った料理の提供もある。