香川社長(左)に藍染の特長を取材するレオナード氏=徳島市の阿波友禅工場

 英ロンドンの雑誌社「セルビッジ」とアラブ首長国連邦(UAE)の英字新聞社「ザ・ナショナル」の記者らが23日、徳島市内の藍染事業者の工房を訪れ、藍染の工程や製品を取材した。

 セルビッジ社の創業者ポリー・レオナード氏が徳島市応神町の阿波友禅工場を見学。香川文孝社長に工場の設備や型染めの方法、染料の特徴などについて質問し、染色の様子を写真に収めた。

 レオナード氏は、花や葉の細かな模様を切り抜いた江戸時代の型紙に関心を示し「想像より複雑な工程で興味深い。型紙の模様をうまく選べば英国人に受け入れられると思う」と話した。

 この後、ザ・ナショナル東京事務所の記者が合流し、同市国府町の長尾織布を見学した。レオナード氏らは25日まで滞在し、藍関連事業者の取材を続ける。

 海外での藍の認知度を高めようと、徳島市が日本貿易振興機構(ジェトロ)を通じて招いた。セルビッジ社は来年2月発売の雑誌で「日本とインディゴ」をテーマに特集する予定。