迫力ある演奏に合わせて足拍子踊りを披露する子どもたち=徳島市のあわぎんホール

 長唄グループ、徳島佐苗会・青の会(杵屋佐篠主宰)の20回目となる演奏会が24日夜、徳島市のあわぎんホールであり、約600人が江戸風情を描いた演目や座敷芸を堪能した。

 長唄の名曲「供奴(ともやっこ)」で幕開け。舞台にずらりと並んだ約90人の三味線奏者らが迫力たっぷりに演奏し、三味線教室の子ども7人が軽快な足拍子踊りを披露した。

 江戸随一の遊郭・吉原をうたった「吉原雀(すずめ)」では、芸妓(げいこ)4人が優美に舞い、特別出演した「たいこ持ち」の櫻川七好(しちこう)さんが粋な座敷芸で会場を沸かせた。フィナーレは長唄佐門会家元の7世杵屋佐吉さん作曲の「大江戸両国花火」で飾り、観客から大きな拍手が送られた。

 北島町鯛浜の主婦美吉勝美さん(72)は「情景が目に浮かぶ素晴らしい演奏にうっとりとした」と話した。