[上]「消防女子の集い」への参加を呼び掛けるチラシ [下]消防操法の訓練を行う阿波市消防団女性消防班=同市役所駐車場

 徳島県は29日、消防団の役割について女性や若者に理解を深めてもらう催し「消防女子の集い」を、徳島市の徳島グランヴィリオホテルで初めて開く。人口減や少子高齢化などで減少傾向が続く消防団員の増加につなげるのが目的。県内外の女性消防団員による活動報告などを行い、入団を呼び掛ける。

 活動報告には、那賀町、阿波市の両消防団をはじめ、岡山県の美咲町消防団、大阪府の枚方市消防団から女性団員計約10人参加。それぞれ災害時の物資の配布、応急手当といった後方支援や、火災予防の広報活動などの取り組みを説明する。

 このほか元神奈川県小田原市消防職員の永山政広さんが、防災や災害時の対処法などについて講演。会場では、自動体外式除細動器(AED)を使った心肺蘇生法やロープワークの体験、非常用持ち出し袋や火災警報器などの展示もある。

 県によると、県内の消防団員は4月1日時点で1万803人(速報値)。20年間で644人(5・6%)減った。定員に対する団員数の割合を示す充足率は93・8%。女性団員は徐々に増えているものの178人(1・65%)にとどまる。

 催しは、総務省から消防団加入促進支援事業の委託を受けて企画した。午後1時開始で入場無料。問い合わせは県消防保安課<電088(621)2286>。