完成した三好長慶の銅像に見入る関係者ら=大阪府大東市役所

 徳島ゆかりの戦国武将・三好長慶(ながよし)(1522~64年)の銅像が大阪府大東市の市役所正面に完成し、28日に記念式典が行われた。同市は、長慶晩年の居城・飯盛城があった縁で長慶の顕彰活動を進めており、関係者ら約200人が郷土の戦国武将の再現を祝った。

 銅像は高さ約1・5メートル、縦横約1メートル。よろいかぶとを身にまとった長慶がむちを手に、出陣の号令を掛ける勇ましい姿となっている。大東ロータリークラブが創立50年を記念して市に寄贈し、設置した。

 式典では神事や除幕の後、長慶が大東市に約450年ぶりに戻ったことを祝い、東坂浩一市長から特別住民票が交付された。

 徳島県関係者も5人出席。各地の住民グループと連携し、長慶や三好一族に関する情報発信に取り組む徳島県人会近畿連合会の木岡清会長(69)=阿南市出身、堺市在住=は「長慶を顕彰する動きが広がり、感慨深い。NHK大河ドラマのテーマになるよう今後も積極的に活動したい」と話した。

 現在の大東市、四條畷市にあった飯盛城は永禄3(1560)年、室町幕府の実権を握って畿内を制した長慶が居を構え、4年後に同城で没するまで本拠地とした。