徳島県警察本部

 徳島県警が9月に認知した特殊詐欺の被害件数は2件約3300万円(前年同月2件120万円)で、いずれも架空請求詐欺だった。

 捜査2課によると、6月中旬、県内の70代女性宅に不動産会社の社員と名乗る男から「介護施設の利用権を貸してほしい」と電話があった。女性が承諾すると後日、警察官をかたる別の男から「名義貸しは犯罪になる」などと言われ、解決費用を要求された。女性は7月初旬から約1カ月間、5回にわたって現金計3200万円を宅配便で送った。管轄署が9月11日に被害届を受理した。

 17日には、徳島市の60代男性のスマートフォンに、架空の未納料金を知らせるショートメッセージが届いた。連絡すると、NTTファイナンスの職員をかたる男から有料サイトの登録料を支払うよう要求され、男性は同日中に、指定されたネット銀行の口座に現金約99万円を振り込んだ。

 今年1~9月の被害は22件5645万円(前年同期23件4129万円)となった。