夜間の避難などを想定した迷路に挑戦する子どもたち=北島町鯛浜の県立防災センター

 県北島町鯛浜の県立防災センターで、防災啓発イベント「家族みんなで学ぼう!しっかり防災」(県防災人材育成センター主催)が始まり、親子連れらが地震時の備えなどについて学んだ。6日まで。

 施設の入り口近くに夜間や停電時の避難を想定した4メートル四方の迷路コーナーが設けられ、子どもらは段差に気を付けながらゴールを目指した。

 北島中2年才川慧祐さん(13)は「中は暗くて、実際はもっと危険なんだと思った。ヘルメットや懐中電灯を準備しておきたい」と話した。

 敷地内にある県の備蓄倉庫の見学ツアーもあり、職員が人命救助に必要な機材や保存食などを紹介した。5日には非常食の試食会が開かれる。