出場チームの対戦相手が決まった組み合わせ抽選会=県教育会館

 バレーボールの第73回全日本高校選手権徳島県予選の組み合わせ抽選会が6日、徳島市の県教育会館であり、各チームの対戦相手が決まった。男女とも前回より1チーム多い男子11チーム、女子24チームが参加。10月31日と11月1、7両日の3日間、阿南光高など4会場で熱戦を展開する。男女の優勝チームが来年1月5~10日に東京体育館で行われる予定の全日本選手権に出場する。

 新型コロナウイルスの感染リスクを考慮して抽選会に選手は出席せず、各チームの監督らがくじを引いた。本年度は県総体などが中止されたため、1月にあった県新人大会の結果によってシード校を決めた。

 男子は新人大会で初優勝し、今大会では3連覇を狙う徳島科技が第1シード。新人大会2位の城東が第2シードとなり、阿南光、脇町が第3、第4シードとなった。

 女子は前回大会で2年ぶりの優勝を果たし、2連覇を目指す城南が第1シード。鳴門、鳴門渦潮、徳島市立をそれぞれ第2~第4シードとし、新人大会8強の阿波、小松島、富岡東、徳島商を各ゾーンに振り分けた。

 コロナ感染防止策として一度に多くのチームが会場にとどまることのないよう、1チームが連続して試合を行う日程を組んだ。サンフラワードーム北島で行われる決勝を除き、無観客で実施。決勝は保護者らに限って入場を認める。

 伝統を引き継ぐ

徳島科技・坂上主将

 「今度は自分たちが引っ張っていく番」。男子の第1シード、徳島科技の主将坂上は力を込める。1、2年の時も全日本選手権に連続出場したものの、先輩に連れて行ってもらったという感覚が強い。今年は4人の3年生がリードし、築いてきた伝統を引き継ぎたいと考えている。

 全日本で前回、前々回と果たせなかった初戦突破が目標だ。そのためにも「レシーブをしっかり拾うバレー」でまず県予選を勝ち抜かなければならない。坂上は「後輩が伸び伸びとプレーできるよう、積極的に声掛けもしていきたい」と意欲をのぞかせた。

 「全てを懸ける」

城南・下村主将

 城南女子は、7人いた3年生のうち6人が夏以降も残り、プレーを続けてきた。最大の目標としていたインターハイが新型コロナウイルスの影響で中止となり、その悔しさをぶつけたいとの思いからだ。主将の下村は「全てを『春高』に懸けようと頑張ってきた」と力を込める。

 平均身長約170センチという高さを生かした攻撃力が持ち味。大会が軒並み中止となる中、紅白戦などで実戦感覚も磨いてきた。県予選で2連覇を果たすのはもちろん、全日本選手権で前回越えられなかった「2回戦の壁」を破ることを目標に据える。下村は「3年間の集大成にしたい」と表情を引き締めた。