徳島市が災害時に視覚、聴覚障害者を支援しやすくするために作ったビブス=市役所

 徳島市は、災害時に聴覚、視覚障害者と手話、要約筆記などのできる避難所ボランティアに着用してもらうビブス(ベスト)を作った。避難時や避難生活の際、周囲が障害者らに気付き、支援しやすくするのが目的。市内の避難所94カ所に備えるほか、視覚、聴覚障害者や関係団体に配る。

 4種類あり、計780枚を作製した。それぞれ胸と背中に「目が不自由です」「耳が不自由です」(以上障害者用)、「手話できます」「筆談できます」(以上ボランティア用)と書かれている。フリーサイズで、障害者用の2種類は夜間でも目立ちやすいよう蛍光色にした。

 作製費83万円を2017年度当初予算に計上していた。市障害福祉課課は「視覚、聴覚障害者は見た目では判断しにくい。ビブスを着用することで周囲の支援が受けやすくなれば」としている。

 同市によると、県内の自治体では吉野川市が昨年、障害者用に同様のビブスを作っている。このほか、県内の聴覚障害者の関係団体で組織する「聴覚障害者制度改革推進徳島本部」がボランティア用のビブスを作り、県に寄贈している。

 徳島市は、障害者用の2種類について、11月1日から市障害福祉課で希望者に無料で配布する。窓口での申請が必要。問い合わせは同課<電088(621)5177>。