[上]大輪の花を咲かせた菊を眺める来場者=美馬市脇町の市観光交流センター[下]色とりどりの菊に見入る来場者=美馬市美馬町の林照寺

[上]大輪の花を咲かせた菊を眺める来場者=美馬市脇町の市観光交流センター[下]色とりどりの菊に見入る来場者=美馬市美馬町の林照寺

 美馬市脇町の市観光交流センター周辺と、同市美馬町宮西の林照寺でそれぞれ菊花展が開かれている。5日まで。

 脇町の「うだつ菊花展」(脇町菊友会主催)は、会員20人が約半年かけて挿し木から育てた300点を展示。一つの鉢で枝が三つに分かれて直径20センチほどの花を咲かせる大輪菊や、金属の網で船やハートの形に育てた懸崖など、白、黄、薄紫の花が目を引いている。

 期間中の午前9時~午後4時は会員による茶の接待がある。

 美馬町の菊花展(美馬町菊友会主催)は、4月から会員13人が育てた白や黄、ピンクなど色とりどりの約350点が並ぶ。直径約20センチの大輪や高さ約50センチの盆栽のほか、垂れ下がるように枝を伸ばした作品もあり、来場者が見入っている。展示品の一部は1鉢500円で販売している。午前9時~午後4時。