徳島県内在住の30~50代の男性自衛官4人が、美波町阿部の阿部港で、無断採取が禁止されているイセエビを密漁し、徳島海上保安部美波分室の事情聴取を受けたことが15日、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、4人は小松島市在住の52歳と36歳、板野郡在住の37歳と35歳の自衛官。3日午後6時半ごろ、ライトを点灯させて漁港の消波ブロック沿いに潜る人影を阿部漁協の組合員が発見。通報を受けた徳島海保が聴取したところ、イセエビ10匹約2・1キロを無断で採取していたことが発覚した。

 4人は漁業法で規定された漁業権侵害(親告罪)に問われる可能性があり、徳島海保が捜査を進めている。この海域でイセエビの漁業権を有する阿部漁協は刑事告訴する方針。

 美波町沿岸では、8月にも阿南市消防本部の男性消防署員5人がイセエビなどを密漁し、牟岐区検に書類送検されている。