路肩が崩落した国道492号=13日、美馬市穴吹町古宮

 登山シーズンで西日本第2の高峰・剣山(1955メートル)に多くの人が訪れる中、13日に徳島県美馬市穴吹町の国道492号が路肩崩壊で全面通行止めになり、穴吹・木屋平ルートでは登山口の見ノ越に行けなくなっている。車が貞光・一宇ルート(つるぎ町)の国道438号に集中する恐れがあり、美馬署が注意を呼び掛けている。

 剣山頂上ヒュッテや剣山観光登山リフトによると、人出は例年並みか、やや多い。新型コロナウイルス感染を避けてか1台に1、2人の乗車が目立ち、駐車場は平日でも昼前に満車になる日もあるという。

 署は「貞光・一宇ルートは幅員の狭い場所やきついカーブがある。工事用の大型トラックやダンプが走っており、接触事故も起きている。十分注意してほしい」としている。

 剣山登山には神山町から木屋平を経由する国道438号のルートもある。同町上分の府殿地区では山腹崩壊と落石のため午後8時から翌午前6時まで通行止めになっている。