徳島県は19日、徳島市の20代男子大学生が新型コロナウイルスに感染したと発表した。男性はクラスター(感染者集団)が発生した徳島大の学生で、16日に感染が判明した20代女性と10代女性の濃厚接触者だった。同大関連の感染者は10人目。県内の感染者は累計159人となった。

 県によると、3人は同じ学部に所属し、男子学生は13日に20代女性と、14日に10代女性と大学構内で行動を共にした。両日とも、互いにマスクを外した状態で会話するなどしたという。一緒にいた他の友人計4人は陰性だった。

 男子学生は無症状で、女性2人の濃厚接触者としてPCR検査を受けて感染が分かった。県は16日の授業で男子学生と一緒にグループワークに取り組んだ友人4人が濃厚接触者に当たるとして、検査を行う。

 このほか、16、17両日に感染が判明した学生と大学院生計9人の濃厚接触者が45人だったと明らかにした。このうち27人が検査を受け、今回感染が分かった男子学生以外は陰性だった。9人に接触した飲食店とカラオケ店の店員計3人も陰性が確認された。

 県はこれまで非公表としていた大学名を公表した。飯泉嘉門知事は臨時会見で「構内での接触による感染が確認され、大学からも公表の要望があった」と説明した。

記者会見する飯泉嘉門知事=19日、県庁