ヘラマイヤー・アルバーさんの作品「波」

「帆」

「ダイビング」

 日独友好の美術展が24~31日に徳島市のホテル千秋閣で開かれる。徳島の彫刻文化を進める会(川島周会長)主催。県と友好交流提携しているドイツ・ニーダーザクセン州の芸術家が制作した彫刻や絵画など59点を展示する。12月25~27日には徳島市の県立21世紀館でも開催される。

 目玉は彫刻家ヘラマイヤー・アルバーさんの石材彫刻3点。「波」(幅70センチ、高さ30センチ、奥行き10センチ)は、美しい白の大理石を削って、海の波が繰り返される様子を3層でダイナミックに表現した。「帆」(幅24センチ、高さ44センチ、奥行き16センチ)は、風を受け膨らむ帆船を重なる曲線でかたどった。砂岩を削り丸みを持たせた。「ダイビング」(高さ84センチ、幅、奥行き各16センチ)は、砂岩を使いジャンプした魚が水中に飛び込む姿をイメージしている。

 この他、画家ジュラン・ランドさんが葛飾北斎「富嶽三十六景」に着想を得て制作した作品も見応えがある。36枚の富士山の遠景写真にアクリル画をコラージュした。

 美術品は、3月に県美術家協会長の松永勉さん(71)=徳島市上助任町三本松=が作った彫刻をニーダーザクセン州のハルデクセン市に寄贈した返礼として、展示用に貸し出された。