沖洲マリンターミナルから関西空港に着いた高速船

 徳島と大阪を結ぶ高速船の航路開設を目指す県は19日、関西空港と亀浦観光港(鳴門市)、沖洲マリンターミナル(徳島市)を周遊する実証運航を初めて行い、旅行関係者や行政関係者ら117人が体験乗船した。

 関空と神戸空港を結ぶ定期便の高速船(定員115人、99トン)を使い、2便運航。第1便に72人、第2便に45人が乗った。

 第1便は午前8時10分ごろ、県内外の旅行関係者ら23人を乗せて関空を出航し、約1時間40分後に亀浦観光港に到着。沖洲マリンターミナルを経由し、予定通り計約4時間半で関空に着いた。第2便も運航に遅れはなかった。

 DMO(観光地地域づくり法人)の「関西観光本部」の松岡千世さんは関空から亀浦観光港まで乗船し「四国にはお遍路さんをはじめ観光客を引き寄せる魅力がある。乗船時間が少し長く感じたので、乗船時に楽しめる要素がもっとあれば可能性はある」と話した。

 県は、乗船者にアンケートし、その結果を踏まえて来年度以降も実証運航を行う。大阪・関西万博が開かれる2025年までの本格運航開始を目指す。