会員制交流サイト(SNS)で中傷され不登校となったにもかかわらず、学校が適切な対応をしなかったなどとして、三重県立高校の元女子生徒が県に約180万円の損害賠償を求めた訴訟は、津地裁で20日、和解が成立した。

 和解案通り、元生徒のSNS上での被害を、県がいじめ防止対策推進法が定める「重大事態」と認定して謝罪し、元生徒は県への損害賠償請求を放棄する。

 訴状によると、元生徒は高校1年だった2015年10月からいじめを受け不登校になった。2年になり登校を再開したが、SNSに「学校に来ていないのにどうして進級できたんですか?」などの投稿があり、再び不登校になった。