トヨタグループの研究機関「豊田中央研究所」(愛知県長久手市)の社員だった女性が解雇の無効を求めた訴訟で、名古屋高裁は23日までに「一審名古屋地裁で女性に反論の機会が与えられなかった」として、請求を棄却した一審判決を取り消し、地裁に審理を差し戻した。

 訴状によると、同社は2017年3月、「協調性を欠き、1年間業務命令に従わなかった」などとして女性を解雇。女性は理不尽な業務を課され、上司からは暴言を吐かれたと主張し、19年3月、弁護士を立てず本人訴訟で提訴していた。