高松自動車道の4車線化事業で鳴門市撫養町木津-香川県東かがわ市黒羽間約18キロの舗装工事が12月下旬に始まるのを前に、同町木津のアスファルトプラントで9日、火入れ式があった。
西日本高速道路や事業を受注している日本道路、鳴門市などから関係者約80人が出席。泉理彦鳴門市長や玉井孝治板野町長、西日本高速道路四国支社の井ケ瀬良則建設事業部長らが点火ボタンを押して炉に火を入れた。
井ケ瀬部長は「4車線化は四国全体の産業、経済、文化の発展に大きな効果があり、一日も早い完成を目指す」とあいさつ。泉市長は「大地震発生時には命をつなぐ道となる。安全に工事を進めてもらいたい」と祝辞を述べた。
舗装工事の工期は来年12月末まで。高松道は2019年春までに全区間が4車線化される計画で、現在の進捗(しんちょく)率(事業費ベース)は75%となっている。