硫黄島で開かれた日米合同の慰霊式=24日、東京都小笠原村(代表撮影)

 太平洋戦争末期の激戦地・硫黄島(東京都小笠原村)で24日、日米合同の慰霊式が開かれた。21回目。コロナ感染予防のため規模を大幅に縮小して行われた。日本側の遺族でつくる硫黄島協会の寺本鉄朗会長は戦後75年が経過したことに触れ「悲惨な戦いを二度と繰り返さぬよう、戦争は人類の不幸を招く凶器であることを後世に語り継ぐ責任と義務がある」と訴えた。

 ヒル駐日米首席公使は「日米は和解を全面的に受け入れ、相互理解を育んだ。不動の友人としてこの地に立ち、共通の信念で結ばれている」と強調した。

 慰霊式は例年3月に行われるが、今年はコロナ拡大でいったん中止となった。