小中学生のネット、ゲーム、スマホの依存症が増加しており、更に低年齢化していると言われます。これらの依存症は、やり始めると止めることが出来なくなり、一日の大部分をメディアの使用に費やし、日常生活に支障を来すようになります。
ネット、ゲーム、スマホをする時間が長くなると、様々な日常生活の時間が奪われます。睡眠時間、学習時間、食事時間や運動時間、本を読む時間やネット以外の趣味の時間、テレビを見る時間、家族や友達と過ごす時間などの減少が見られると、子どもの発達に大きな影響を及ぼします。

 中でも大きな影響を及ぼすのは睡眠時間の減少です。寝つきが悪い、熟睡感がない、眠れないなど睡眠障害は当然ですが、睡眠時間の減少とともに睡眠の質が悪くなると、感情の制御ができなくなり、抑うつが生じやすく、社会的引きこもりや孤独を感じやすくなり、人を避ける傾向が強くなり、社会生活にも影響します。

 ゲームやネットの問題は時間が長いだけに止まらず、深夜や昼間の学校・社会生活の時間帯にも及ぶことがあり、夜眠れず朝起きられず、登校できない、やめさせようとすると叫ぶ・興奮する、情緒不安定になる、暴力をふるう、反社会的行為につながることがあります。

 ネット・ゲーム・スマホ依存症では神経系の異常、前頭葉~大脳基底核やドパミン神経の異常を起こすと言われます。

 長時間のメディア暴露から子どもたちを守るためには、ゲームやスマホを買い与える前に使い方の一定のルール作りが必要です。